話数
全26話

放送期間
1996/09/01~1997/03/23

原作
エクトル・マロ「家なき子」
 フランスの田舎町に住む少女レミは、ある日父親から自分が拾われた子だと知らされる。生活の苦しい父は悪者にそそのかされてレミを売ろうとする。しかし偶然レミの歌のうまさを知った旅芸人のヴィタリスに助けられ、レミは一緒に旅を出ることを決意したあるときトゥルーズの街でミリガンとアーサーの親子と出会うが、レミは彼らが本当の肉親と気付かないままに離れてパリに向かってしまう。その後ヴィタリスが病死してしまいレミは幾多の苦労を重ねるが、とうとうミリガン親子と再会し母娘であることが明かされ、新しい人生を歩みだすのだった。
レミ
堀江美都子
明るく元気な10歳の女の子。 フランスの片田舎シャバノン村で育つが、生まれた場所は分からない。 特技は歌を歌うこと。養父のジェロームに人買いに売られそうになったところをヴィタリスに助けられ、以後ヴィタリス一座と旅を続ける。
アンヌ
弘中くみ子
夫のジェロームがパリの街角に捨てられていたレミを見つけた。その後、パリに出稼ぎに出たジェロームに内緒でレミを育てる。
マチア
安達忍
ガスパールの所に住んでいる少年で、子供達のリーダー。 バイオリンが得意。悲惨な毎日でかたくなになっていたが、レミの素直さに惹き付けられる。
ヴィタリス
山野史人
犬と猿を従えてフランス中を回っている旅芸人の老人。バイオリンが得意。 「前へ進め」が口癖。一見怖そうにも見えるが、とても優しい。学校に行ったことのないレミに文字を教えてくれる。
ミリガン
山田栄子
トゥールーズの町で、事件に巻き込まれたヴィタリスの無罪を訴えるレミを信じ、優しく接してくれたイギリス貴族の夫人。赤ん坊の時にさらわれた自分の娘を捜して いる。
ガスパール
福田信昭
ヴィタリスの知人の甥。パリで身寄りのない子供を奴隷のようにこき使い、働かせている極悪人。ミリガンからお金を巻き上げようと企む。
ドルチェ
ヴィタリス一座の犬。みんなについていくタイプ。 「ドルチェ」はイタリア語で「優しさ」。
ゼルビーノ
ヴィタリス一座の犬。とってもクール。 「ゼルビーノ」はイタリア語で「おしゃれ」。
ジョリクール
ヴィタリス一座の猿。人懐っこくて、根っからの芸人猿。いたずら者。
カピ
ヴィタリス一座の犬。責任感が強くてリーダー格。 イタリア語で「かしら」という意味のカピタールが名前の由来。
脚本
島田満/小山眞弓
音楽
服部克久
キャラクターデザイン
大城勝
絵コンテ
高木淳/寺東克己/飯島正勝/鈴木孝義/杉島邦久 ほか
作画監督
大城勝/井上鋭/森川聡子/丸山宏一
美術設定
伊藤主計
美術監督
川口正明
撮影監督
熊谷(りっしんべんに晃)史
録音監督
藤野貞義
色指定
小山明子
動画チェック
佐藤耕
編集
名取信一/上遠野英俊 ほか
プロデューサー
佐藤賢一/滝山麻土香
監督
楠葉宏三
オープニングテーマ
「愛について」
作詞:さだまさし
作曲・編曲:服部克久
歌:さだまさし
エンディングテーマ
「しあわせの予感」
作詞:岡田冨美子
作曲・編曲:服部克久
歌:Youca